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朝鮮汽船株式会社
釜山を中心とした南鮮沿岸航路は多くの運送業者が
乱立していました。
大正14年2月 下記の船会社が合意して朝鮮汽船が
設立されました。（資本金百万円）
提供船舶
朝鮮郵船（2：179t)、中村松三郎（3：55t)、釜統汽船(3：180t)
大池回漕店(13：79t)、山利回漕店(1：78t)、須之内常太郎（1：35t)
統営海運(10：432t)、
旧住所は釜山府大倉1丁目2
釜山営業家要覧：18頁：昭和3年発行より
設立当時の役員
社長：石垣孝治 専務：埋橋美也 常務：福島弥市良
取締役：須之内常太郎、
大池源二
、服部源二郎、廣瀬博
監査役：池松時雄、上原亀太郎 相談役：恩田銅吉(朝鮮郵船社長）
、
大池忠助
昭和3年3月 釜山回漕㈱を買収
昭和3年4月 鎮海汽船㈱を買収
昭和4年2月 木浦海運㈱を買収
昭和7年4月 朝郵から釜山-鬱陵島、木浦-済州島を譲受
南鮮航路
釜山ー麗水、釜山-木浦、釜山-馬山
馬山-統営、馬山-鎮海、木浦-法聖浦
木浦-済州島
東航路
釜山-元山、釜山-九龍浦、
釜山-鬱陵島(月2回境港延長）
埋立の区画整理で
昭和10年に町名改定があり、大橋通
1丁目に変更になりました。
船舶は朝鮮の沿岸航路をご覧下さい。
伸びゆく朝汽（昭和15年）より
昭和15年の役員
社長：高井春五郎 常務：武富謙吾
取締役：廣瀬博(朝鮮郵船専務）、福島弥市良、
監査役：児玉鹿一、今井金之助 相談役：檪木幹雄 松井邑次郎
参事：坂元榮（船舶課長）、浅海一雄（木浦支店長）、星子多聞(営業課長）
昭和16年に立石汽船㈱と合併し西日本汽船㈱となる
釜山大橋に抜ける広い幹線道路（大橋路）が戦後できました。
3つ並んでいるビルの手前側、東州ビルが建っている場所に
朝鮮汽船の
社屋がありました。
現住所：釜山広域市中区大橋路5
法定洞：釜山広域市中区中央洞5街13番地
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