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木浦日本領事館

明治31年に作られた木浦の日本領事館は 明治33年 現在の洋館立で新築されました。
その後 木浦理事庁、木浦府庁、木浦市庁、木浦図書館と代わり、
現在は 木浦文化院(朴花城記念館)となって公開されています。

大通りからの奥に元領事館が見えます。

居留地時代は中心街でしたが繁華街や市庁が
移動したので昔の建物が残った地域になって
歴史が保存された興味深い場所です。
正面から

門の右にハングルで「木浦文化院」と書いて
あります。

左は「養賢斎」と読めます
右側から撮りました。

右側は広い空間になっていますが 昔は
勧業模範場木浦支所の建物がありました。

張り出した部分の用途は不明
正面から建物右上です。 拡大した写真
正面から建物右下です。

木造の玄関の柱の下側が傷んでいるようです。
100年以上でこの程度の傷みとは!
正面から建物の玄関上です。
正面から建物の玄関です
正面から建物左側です。

左右対称なので左は簡単に
建物左側から撮りました。
建物後ろ側から撮りました。

張り出した部分の現在はトイレです。
昔の用途はわかりません
玄関から入ると2階に上がる階段が
正面にあります。

1階部分は公開されていないので
状態はわかりません。

2階は木浦出身の女流文学者「朴花城」の
記念館になっていて 彼女の書斎の復元と
作品の並べてあります。 朴花城は女高を卒業後教師になり、そこで
作品を書き始めました。

共産党の金国鎮と結婚、夫が検挙され出獄する
までの3ヵ年 東亜日報の連載小説を書き続け
ました。

夫の出獄後 離婚そして再婚。当時の女性の
離婚は世間の非難を浴びたのです。一時 
休筆しましたが 戦後フェミニズム運動と
して文芸活動を再開しました。

2回の受付の所にある暖炉です。

昔のままの良い感じです
展示物室の暖炉です。

先ほどの暖炉と隣で煙突は共通です。

鏡が割れているのは 昔のままなのでしょうか?
天井です。

昔は 真ん中にシャンデリア風の明かりが
あったのでは?と思います。

蛍光灯は 昔の天井には似合わないですね
作られた当時の領事館の姿です。

写真:木浦誌:大正3年発行より


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