朝鮮物産共進会.9
(式場付近)
昔の李氏朝鮮の宮殿だった昌徳宮の建物を
そのまま残して朝鮮共進会の施設として
使った部分の紹介です。
(会場の全体図)文化財として保存すべき建築物として修復をし、
共進会の観光施設として利用したのです。朝鮮物産共進会の開・閉会式や表彰式
などが開かれた中央にあった「勤政殿」。後方の赤十字陳列館として使われた「思政殿」と
両側の建物と周囲参考美術館として使われた「康寧殿」と
両側の建物と周囲貴賓館として使われた「交秦殿」と付属建物の
4つの部分の紹介になります。
写真は閑院宮殿下のご参加された
朝鮮物産共進会開会式典会場の様子李氏朝鮮の文武百官が位に応じて並び、各種の
公式行事や中国からの使節の接待に使われて、
王の権力を示した景福宮の 「勤政殿」は朝鮮共進会の
開会式や閉会式、表彰式の式場として使われました。
写真は「思政殿」。
勤政殿の後ろにあり、王が執務をした建物です。ここは 赤十字社と愛国婦人会陳列館として
各種の品々が展示されていました。両脇の建物はは警察官詰所と審査室として
使われました。
写真は「康寧殿」。
「思政殿」の後ろにあって王の寝室であり
日常生活の場所でしたここと両脇の3つの建物は参考美術館として
伝統的工芸や美術品が展示されました。
写真はまだありませんが「康寧殿」の後方には王妃達の居住した建物「交秦殿」がありました。
ここは貴賓館として来賓の接待場所で使われました。貴賓館の横に「写真及印刷館」と「観測所特設館」があったようですが これらは資料がないので
見つかり次第加筆いたします。
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