中山太陽堂(クラブ)の容器の歴史女性の愛用する化粧品は容器のデザインは各社とも力をいれています。
手にとって使うことから 重量や大きさが制限されます。
制約された範囲の中で多くの女性達の心を掴んだ容器の歴史を簡単に
ご紹介します。「釜山でお昼を」は韓国文化・歴史の紹介が主なのです。ですから日本のでは
無い広告を引用していること ご理解下さい。「クラブ美身クリーム」
中山太陽堂の発展の基礎になった製品です。
日焼け、肌荒れの防止に効果があるなど薬効が
あることをうたい、ロングセラーになりました。明治44年に「英国式クラブ美身クリーム」として発売
されたのが最初です。下記のように容器は変わり、 現在でも販売されています。
年号の横のカッコの中の数字は内容量(g)です。昭和20年の空襲の中でクズガラスで作った黒い
クリームの容器は印象的です。
クラブ白粉(おしろい)
明治の頃まで鉛を含んだ白粉が多かったのですが
中山太陽堂が無鉛白粉を発売したことで女性の心を
捕らえたのです。白粉は大きく分けて2種類あって、粉末の状態で使う
粉白粉(こなおしろい)と 水白粉(みずおしろい)
と呼ばれる液体になっているものがありました。クラブ白粉の製品詳細
クラブ粉白粉,クラブ打粉白粉,クラブ刷白粉.クラブ固練白粉
クラブ紙白粉,クラブ美の素白粉下記の写真はクラブ水白粉の容器の変遷です。
クラブ化粧水
クラブ乳液
中山太陽堂は社名が変わり 現在はクラブコスメチックスです。
写真は下記の参考文献から引用しました。
科学朝日1952年9月号、クラブコスメチックス百年史「百花繚乱」、東亜日報(昭和3年)
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