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釜山臨時首都政府庁舎補修工事2

釜山の西区富民洞に日本統治時代に
建てられた赤レンガの建物の 補修工事が
始まった のが2006年
です。

外見は完成しました。内装工事が終わり
使われるのは まだ後になるでしょう。

一段落なので写真を撮っておくことに
しました。最初は正面玄関を斜めから
(2008/04撮影)

この建物の歴史は面白いものです。
大正12年 釜山府中島町に敷地8700坪、
赤レンガ2階建ての洋館建物 建坪384坪の
釜山府立病院として完成しました。

側面と煙突の様子です。

釜山府立病院が移転準備をしてるときが晋州に
あった慶尚南道庁が釜山に移転が決まり、この
建物は慶尚南道庁庁舎と して使われる事になり
ました。

朝鮮戦争でソウルが陥落したとき  釜山が臨時
首都 となり、ここが政府の庁舎になりました。

臨時首都庁舎として使われたのは
1950年 8月 18日〜 10月 26日と
1951年 1月 4日〜1953年8月14日のようです。

それで 「釜山臨時首都政府庁舎補修工事」の名前に
なったのです。

側面の後方です。

新築された屋根の銅版が輝いています。
錆が出て落ち着いた色になるまで数年かかるでしょう。

首都がソウルに戻ると道庁に戻り、道庁が昌原市に
移転後は釜山地方法院及び釜山地方検察庁本館に
なりました。
裁判所関係施設が釜山市蓮堤區に全部移転したので
建物は東亜大学 に2002年 売却されました。

(2008/04撮影)

早朝でまだガードマンがいない様子なので工事中の
内部も良い機会なので撮っておくことにしました

正面玄関からの内部の様子です。

(2008/04撮影)

建物右側の様子

(2008/04撮影)

建物左側の様子

(2008/04撮影)

2階に上がる階段
昔の階段は正面玄関の左側でしたが今回は
玄関から向かって右になっているようです。

新築工事なので自由に出来るのでしょう。

(2008/04撮影)

正門からみた様子。

後方のガラスを多用した高層ビルと大正時代の
レンガの建物を対比させるような使い方が面白い
ものです。

博物館として公開されると聞いています。
どのような展示物になるか楽しみです。

(2008/04撮影)

横断歩道を渡って道の反対側から見た様子。

看板には「東亜大学校富民キャンパス」と書いて
あります。

(2008/04撮影)


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