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釜山臨時首都政府庁舎補修工事

日本統治時代の 慶尚南道庁庁舎の古いレンガの
建物の前をバスで通過したら 工事している様子
なのです。

途中下車して 工事現場に向かいました。

取壊しなら詳細写真で残す必要があると思ったからです。

正面の壁だけ残して裏はすべて取り壊されています。

工事枠の前面に看板があり そこには「釜山臨時首都政府庁舎補修工事」と書いてあります。

朝鮮戦争でソウルが陥落したとき  釜山に臨時で首都を移したのです。
その時 政府庁舎として使われたのが この旧道廳の建物でした。

旧道廳としてではなく 臨時首都政府庁舎として残すなら 釜山市民の同意を得る
事が得やすいのでしょう。

側面の東亜大学ビルの方から撮って見ました。

外壁だけ残して新築する計画のようです。

近くにある旧慶尚南道庁長官公舎は大統領官邸
として 使われたので 臨時首都記念館 の名で
無料公開されています。

10数年前に撤去されてありませんが、この建物の
横には 日本時代の道場「武徳殿」が建っていました。

朝鮮戦争のときの国会として使われたのですから
どうせなら セットで残して置いても良かったのでは?
と思いますが 釜山市の事情があったのでしょう。

(2006/01撮影)


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