桶谷吉蔵
（おけたに きちぞう 1873 - ?）
桶谷吉蔵は明治6年（1873）に山口県豊浦郡長府町
で生まれました。
明治42年 36歳になった桶谷吉蔵は渡鮮し釜山で
山口屋洋品店を開業しました。
行き届いた店員の教育と、ファショナブルな店内
装飾で、流行の先端を行くモダンな店として人気を
集めました。
東京商店経営学の権威である清水正己は山口屋を
見て、釜山第一の販売技術を有すると賞賛したと
記されています。
昭和9年には洋館3階の支店の山口屋南店
を造り、
営業を拡大しました。
弁天町総代として活動し周りの商店からも信頼を
集めていました。
写真は新釜山大観（昭和9年）より：
果川市の太虚さま提供
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