西村伝兵衛
（にしむら でんべえ 1840 - ?）
西村伝兵衛は山口県熊毛郡麻里府村馬島の
出身で、撮影時に65歳なので天保11年
（1840）
生まれた計算です。
船乗りを営んでいて、明治8年から雑貨を
積んで釜山に運び、帰りは雑穀を積むのを
業としていました。
明治10年から船乗り業を止めて釜山に定住し
本町通りで米穀と雑貨の店を開きました。
明治11年 龍尾山神社が焼失したので有志と
共に
寄付金を集めて再建
明治22年 船舶回漕業を営み、資産家になる
明治26年 同店を小方駒蔵に譲り引退、以後
釜山居留地會議員として10年勤続。
[在韓人士名鑑]木浦新報社（明治38年発行）
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