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香椎源太郎本邸
昭和10年ごろの香椎源太郎の本邸です。
釜山の三大富豪、朝鮮の水産王と称されただけ
あって伏兵山の麓で伏兵山の緑を背景にした
大きな邸宅を造っていました(新釜山大観より:果川市の太虚さま提供)
伏兵2キルの曲がり角から下に 香椎源太郎 の
住居が現在も残っています。手前の道やコンクリートの塀など周辺の
物は戦後できたものです。(2009/07撮影)
庭園です。
香椎源太郎は骨董や美術品の目利きで
朝鮮や内地の骨董品のコレクターとしても
知られていて、私立の博物館を造る構想も
持っていたと聞いています。(新釜山大観より:果川市の太虚さま提供)
視点を右に移動して家屋の全体です。
手前から右の路地や白いアパートなどは
戦後、広い庭に出来たものです。(2009/07撮影)
庭には朝鮮式の休憩所があったようです。
これがあった場所はアパートが建っている
ので早い時期に撤去されたのでしょう。何処かに移築してあれば良いですが・・ 朝鮮
戦争の難民が釜山に集中して住み着いた場所
なので無理だったのでしょう。(新釜山大観より:果川市の太虚さま提供)
反対側から撮ってみました。
撮影場所は小川の付近なのでこのあたり
まで香椎本邸の庭だったと思います。(2009/05撮影)
この地図は昭和11年の釜山住所地図です。
大廳町1丁目と二丁目の境界線の1点破線は
現在 伏兵2キルという道路になっています。青い色の小川の場所は現在は道路(路地)です。
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