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映画「青春双曲線」の街角考察 5.
1956年に公開された映画「青春双曲線」は釜山で撮影されました。
変化の激しい釜山の街角の当時の風景を知ることが出来る貴重な映像資料です。朝鮮戦争が始まり、父親は北に拉致され着の身着のままで釜山に避難して来た
母子はタルトンネと呼ばれる山の急斜面しか住む場所がありません。二人のヒロインで貧しい家庭の「貞玉」が水を汲んで戻った場面です。
(名前はハングルで「정옥」と表記)右後ろの子供達が座っている場所から下を眺めた場面が下の画像です。
煙突と後ろの寶水山で撮影場所は確認できます。
天馬山の急斜面に住む「貞玉」の家の前から見た釜山の町(南富民洞)の全景です。
煙突のある日本時代の工場風の建物と 南富民国民学校の間の道が天馬路
現在は海側が埋立されて大きな道路(忠武路)ができています。
南富民初等学校(南富民国民学校)を訪れて
撮影現場と思われる方向を撮りました。正面の煙突の後ろ付近が方向的に現場だと
推測できます。歓声を上げながらサッカーを楽しむ子供達も
何か使えそうな予感がするので多めに撮って
置きました。(2011/01撮影)
視点を右に移動して天馬山の山腹に連なる
住宅(タルトンネ)を撮りました。バラックだった建物はコンクリートに替わって
いますが坂道を登る生活は同じです。(2011/01撮影)
予想された方向の路地を進みます。
(2011/01撮影)
崖の所は空家になっているようです。
門が壊れて、残骸が散乱しています。(2011/01撮影)
戸も開いていて中が見えます。
(2011/01撮影)
外れまで行って塀から学校方向を撮りました。
アパート風の建物が邪魔で学校は見えませんが・・釜山タワーと海で方向が分かります。
(2011/01撮影)
少し左側に行って学校が見える場所を探しました。
後ろの山の方向と学校前の道路(天馬路)の角度で
少し右側で先ほどの住宅の近くだと分かりました。
塀で囲まれた狭い住宅街なのでこれ以上は不可能
です。この付近だと分かったので帰ります。(2011/01撮影)
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