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泥鰌汁(鰍魚湯)
釜山の友人を訪ねると夕食に鰍魚湯の
専門店に誘われました。鰍魚(チュオ)とは日本の泥鰌(どじょう)の
ことです。韓国では薬効のある大衆料理として
親しまれています。あちこちの専門店の看板を見ることが
できます。(2008/11撮影)
泥鰌料理の専門店はたいてい店頭に泥鰌の
生簀を置いています。日本の柳川鍋のように丸ごと煮付けになって
いることを期待しますが、韓国は違います。ジューサーで粉々にして出し汁と煮込む
料理です。泥鰌を丸ごと食べるのは気持ち悪いと
聞いた事が あります。
店内は泥鰌が健康増進に最適であると
効能を書いた説明がいくつも貼ってあり
力を入れている様子を感じます。泥鰌は韓国の固有語で「미꾸라지
(ミックラジ)」 ですが、漢字語の「鰍魚」も
一般的です。
前菜です。普通ですね。
面白いと思ったのは薬味です。
青唐辛子を刻んだのと、山椒の粉末が
泥鰌に合うと思われているようです。
山椒は好きな香辛料ではないし、
あまり辛いのもの駄目なので薬味ナシで
食べることにします。東京で鰻の蒲焼を食べた時、山椒が
出てきて友人は当然として振り掛けて
食べていましたが・・・・
私は蒲焼はそのままの方が美味しい
メインの鰍魚湯です。
真ん中のアクはスプーンで除いてからご飯を
入れて雑炊にして食べます。口の中で粉砕された小骨を時々感じるので
カルシュームが豊富なのでしょう。美味しく食べました。
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