釜山駅(釜山停車場)の画像を使わせて頂けないでしょうか 
津田三朗 2/27(木) 16:20:31 No.20140301233314
突然失礼いたします。
福岡で、日韓(釜山、福岡)の交流プロジェクトで空間デザインをさせていただいております津田三朗と申します。
プロジェクトのPRのため戦前の辰野金吾の建築(旧日本生命保険九州支社と釜山停車場)を題材にコラム(Web上で)を書かせていただきました。その際に写真資料として、貴サイトに収録されている絵はがきの釜山駅2又は3(昭和初期)を使用させていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか、お許しいただけると幸いです。
また、コラムの公開に際して、貴サイトへのリンクを張らせていただけないかとも思います。この点もいかがでしょうか、ご検討下さいますようお願いいたします。

以下は、コラム本文(原稿)
「二つの建物、七つの物語」
 福岡と釜山、海を越えて明治の建築家辰野金吾の作品がある。
福岡は現存する赤煉瓦文化会館(福岡文学館、旧日本生命保険九州支店)、そして釜山は釜山停車場(京釜線)。1953年の11月、釜山駅一体の大火事で焼失してしまったが、現在の釜山港国際ターミナル近く、釜山港釜山貿易会館があるところに建っていた。
 釜山停車場は明治41年に、日本生命保険九州支店は明治42年と相次いでの完成。特に釜山停車場は当時の駅舎建築では、韓国のみならず日本を含め最大のものだったと言う。
ソウルに現存する韓国銀行貨幣金融博物館(旧朝鮮銀行本店)も彼の手によるものだが、釜山停車場と旧日本生命保険九州支店は、メランコリックな丸ドーム屋根を持った展望室が共通している。おそらくその窓からは、通りを行き交う人々とさほど離れていない海が見渡せたに違いない。
  今回のプロジェクトでは、福岡と釜山双方の様々な人達が語る、それぞれの年代記が下敷きとなっている。インタビューで集められた様々な記憶や夢、主張や物語を再構成し、7つの物語、小さな冊子「本」の体裁にまとめてみた。
 通常、展示はその展示のためになんだかの空間性を持つものだが、今回は展示のための空間性を排し、現実とは別の世界に入り込むことができる「本」物語の中へと展開できないだろうかと考えた。つまり読者である皆さんひとりひとりの中に物語の風景ができ上がってくれないだろうかと思う。
 小さな棚から「本」を持ち出し部屋へと入る。木格子の窓際や暖炉の傍ら、八角形の小室に海が見える会議室の円卓、好きなところでその「本」を開く。
その短いモノローグや詩のような物語を読むつかの間に、窓から見える風景や人が行き交う雑踏の音が、百数年の時間や二百十qの場所がすり替えたりはしないだろうか。
 空と海、二つの国と二つの街、今を生きる様々な立場や職業、世代の人々が織りなす風景が広がって、行き交う人々の息づかいが感じられないだろうか。
以上です。
よろしくお願いいたします。

1.  けい     3/1(土) 23:33:14 No.20140301233314-1
こんにちは 画像はご自由にお使いください。
リンクは歓迎です。よろしくお付き合いください。

現在 釜山府本町(釜山広域市中区東光洞)の全家屋の特定作業を
行っている最中なのでWEBの更新が停滞しています。
資料分析は時間がかかるので気長に楽しみながら動いています。


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