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普通学校国語読本

朝鮮時代の日本人居留地内では 日本と同じ
教育制度で尋常小学校が設置され日本人向けの
初等教育を行っていました。

朝鮮では身分階級が中人以上の子弟に書房と呼ばれる
私塾で漢文を教える事が初等教育でした。

漢文で行われる科挙に合格することが立身出世の
近道だったからです。

朝鮮の近代化のためには支配階級のみが学問をする
科挙制度ではなく国民が学べる学校制度を 伊藤博文
朝鮮政府に提案し、明治39年 統監府ができて
韓国を保護下に置くと、国民のすべての学問として
教育令で義務教育をしいて全国に 普通学校を作りました。

そして 日本語(国語)が必修になりました。

誤解してはいけないのは 漢文も必修から
外れたわけではありません。科挙の受験勉強の
ための漢文教育のみだった初等教育から必修
科目を 増やした事だけです。

ハングル教育も重要視されて総督府はいろいろな
教科書を作り普通学校では朝鮮語教育が必修に
なったのです。

普通学校国語読本の内容
緒言1 . 緒言2 . 緒言2 : 指導時間、指導方法など

1 テ アシ
2 メ ハナ
3 ミミ クチ
練習 
4 カミ フデ スズリ 
練習 
5 フデ ガ アリマス

最終頁


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